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RAWチョコレートの世界

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ハニーマザーキッチンのレッスンで大人気の『RAWチョコレート』

100%天然色素で色付けした、可愛らしいRAWチョコレートは眺めているだけで気分が上がります♪

レッスン中は、カカオの香りが部屋中に広がり何とも言えない至福の時間です♡

RAWチョコレートの最大の魅力は、RAW(生)のカカオ 、非加熱のカカオ豆からとれたカカオバターとカカオパウダーを使って作ります。

 

 

非加熱のカカオってどういうこと??

 

チョコレートが「カカオ」から出来ているということは、なんとなく知っている方も多いと思いますが、「カカオ」という植物がどんなものか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか!?

日本ではカカオの木はほとんど栽培されておらず、石垣島や小笠原などの小島の一部で栽培に挑戦しているようです。(国産のカカオから作ったチョコレート、食べてみたい!)

カカオの木は高さが3~10メートルくらいで、枝や木の幹など、いたるところに実がつきます。年間を通して小さな可愛い花が咲き、その中1~3%の花が受粉して「カカオポッド」と呼ばれる果実を実らせます。

 

 

カカオポッドの中には、白くてみずみずしい果肉とそれに包まれたカカオ豆が入っていて、なんとカカオはフルーツの一種なのです!

 

 

カカオがチョコレートに変わるまで

 

カカオ農園の農家の方が、完熟したカカオポッドを1つ1つ収穫します。収穫したカカオポッドをナタで割り、中にあるカカオ豆を果肉ごと取り出します。(すべて手作業!)

 

 

取り出したカカオ豆を山積みにして、1週間前後静置させます。果肉の糖分が微生物の栄養になり、「発酵」がおこります。

そう考えると、チョコレートって発酵食品なんですね~。

発酵がほど良く進んだら、天日干しにしてじっくり乾燥させ、この状態で日本に届きます。

通常のチョコレートは、このカカオ豆を → 焙煎して → 滑らかにすりつぶし → ミルクやお砂糖を混ぜ合わせてチョコになります。

それに対しRAWチョコレートの場合は、焙煎していない状態のカカオ豆を使い非加熱のため

✓熱に弱い栄養素も無駄なく摂取できる

✓油(カカオバター)が酸化していない

✓カカオ本来のダイレクトな香りが生きている

などのメリットがあります。しかも、RAWチョコレートは植物性の食材と天然の精製されていない甘味料を使うので

✓乳製品不使用

✓上白糖不使用

乳製品アレルギーの方や、白砂糖を控えている方にも安心して召し上がって頂けます。レッスンでは、甘味料にお好みの蜂蜜を選んでいただくというハニーマザーならではの楽しさも!RAWカカオと蜂蜜はとっても相性が良いのです♡

RAWチョコレートはまだまだ市場にはあまり出回っていませんが、一度食べたら新しいチョコレートの世界が広がること間違いなし!

基本のローチョコレートが作れるようになれば、こんなに楽しいカラーチョコレートも簡単に作れます。バレンタインデーやホワイトデーにはもちろん、お子様と一緒にRAWチョコイースターエッグなんていかがでしょう!?

 

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この記事を書いた人

西田晴美

西田晴美

山形の米農家に生まれ育ち、神戸から米粉で日本農業を応援する二児の母。長女の食物アレルギーをきっかけに、グルテンフリーやローフード、ベジタリアン料理の研究をはじめ、2014年には垣根のない食を提案する料理教室「ハニーマザーキッチン」を開設。
ハニーマザーキッチン主宰/野菜ソムリエプロ/ローフードマイスター/Neo ベジタリアン料理上級指導者

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