焼きたてホヤホヤ冬のジェラート | ハニーマザー
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焼きたてホヤホヤ冬のジェラート

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焼きいもと焼きリンゴから生まれる冬のジェラート

12月も半ばを過ぎ、ようやく本格的な冬がやってきました。

この時期ハニーマザーでは、冬ならではの素材を使ったジェラートの仕込みがはじまります。

寒い冬、お風呂でゆっくりと温まった体に、しみわたるような優しい甘みのジェラートです。

自社農園の自然栽培のお芋から

お米のジェラート「焼きいもリンゴ」のさつまいもは、自社農園にて農薬や化学物質を使わない自然栽培で育てた芋をメインで使います。足りない分は、九州の有機JAS規格の安納芋を分けていただき素材にプラス。

※「有機栽培」と「自然栽培」の違いは後ほどご説明致します。

昨年と比べ収穫量は約半分ほどでしたが味はピカイチ

今年の夏は記録的な猛暑ということもあり、自社農園の収穫量はイマイチでしたが味は抜群!

土から育て、素材を収穫し皆様にお届けできるこのジェラートには、感謝の気持ちを添えてお届けいたします。

有機栽培と自然栽培

どちらも「化学農薬や肥料を使わない」という点では一致しています。

有機栽培は・・・科学的な肥料や農薬でなければ、有機JAS法という法律に基づいたものを使って栽培することができ、法律で整備されているので表示も厳格ですが、申請費用などコストもかかります。

自然栽培は・・・どのような肥料も与えることなく、自然の環境のまま育てるというのが一般的な解釈で、雑草すらほとんど抜くことをせず、全ては自然の調和の元に育てるという考え方です。

別名「ほったらかし農法」と呼ばれることもあり、熟練してくると雑草の中に食物が生えていて、どっちが主役か分からないほどになることもあるとか。

肥料を与えず山や森に近い土にどうしたらできるか?思考錯誤の自然農法

ただし土中の菌などのコンディションが良い状態でないと成立しない農法のため、実は物凄くストイックな農法かもしれません。

自社農園のさつまいもは「自然農法」を採用しているため、その年の環境に収量が大きく左右され、今年のような猛暑が続くと一気に不作へ転じてしまいます。

芋がジェラートになるまで

収穫した芋は水でひとつずつ丁寧に泥を取り、天日で乾かし、そこから2か月程度熟成させます。

熟成によりほどよく糖度があがった芋は、自社キッチンでほっこほこの焼き芋に。

この焼き上がりまで一年の成果が分らないのでドキドキの瞬間。

神戸の店頭では焼き芋だけの販売もあります◎

これに焼きリンゴをプラスして、コトコト煮れば「焼きいもリンゴ」のソースの完成!

あとは有機米から作ったあまざけベースのお米のジェラートと合わせれば、栽培から収穫、そして最後の仕上げまで、自分たちの手で一貫して作ったクラフトジェラートの完成!

神戸店限定でお米のソフトクリームとして冬季限定メニューにも

この芋が作られている自社農園は兵庫県の山奥にあり、その管理にはハニーマザー創業者である母が日々汗を流してくれています。

本人曰く毎日自然と触れ合うことで、色んな変化が分かるのだそうで・・・

色んな思いが詰まったこのジェラート。是非ひとりでも多くの方が手に取っていただけますように!

老体にムチを打って頑張っていると自負する創業者

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この記事を書いた人

西田智祐

西田智祐

株式会社ハニーマザー代表。東京のデザインホテルのバーで、バーテンダーとして修業後、独立を目指し神戸へ帰郷するも、創業者である母親の病をきっかけにハニーマザーに入社。その後ニュージーランドで語学・文化・蜂蜜について学ぶ。人と接することが好きで、お酒を交えての談笑は至福の時間(大人数は苦手)。休日は家族と過ごしたいが、ティーンの娘に疎まれることもしばしば。

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