甘酒は万能調味料! | ハニーマザー

キッチンのヒント集

甘酒は万能調味料!

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ひなまつりの定番

春といえば?
みなさま何を思い浮かべますか。
ひなまつり、桜、卒業式、入学式、新学期。春はわくわくすることが沢山です♪
花粉さえなければ・・・。という方も多いと思いますが、私は暖かくて穏やかな春が大好きです。

さて、春のおまつりといえば桃の節句「ひなまつり」ですよね。

ひなまつりといえば「菱餅」「ひなあられ」「白酒」この3つが定番ですが、白酒はアルコールを含むためお子様には「甘酒」を用意するご家庭も多いのではないでしょうか?
この「甘酒」ですが、実はとっても優秀な調味料になるんです。

甘酒=おいしい飲み物+甘味料+栄養ドリンク+発酵食品+うま味調味料
どうですか、この万能な感じ!
甘酒って、本当に色々な用途に使える優秀な食材なんです。しかも原材料は『米と水』のみ。私は甘酒を飲むたびに、お米のちからと発酵のすばらしさに感動してしまいます。

今回は、甘酒を甘味料として使用したとっても簡単なプリンをご紹介します。甘酒を入れることで、お砂糖の量を半分以下に減らすことができます。甘酒+てんさい糖でつくることで、甘酒が苦手な方でも食べやすいレシピになっております。ぜひ、ひなまつりの一品に作ってみてくださいね♪

甘酒豆乳プリン(いちごソース)

甘酒と豆乳は1:1で、寒天+米粉でより濃厚な食感に仕上がります。

【材料*160ccのカップ約3個分】
・無調整豆乳・・・・・150g
・甘酒   ・・・・・150g
・てんさい糖・・・・・大さじ2
・米粉   ・・・・・小さじ2 (7g)
・寒天   ・・・・・小さじ1 (2g) 

(いちごソース)
・いちご   ・・・・・150g
・てんさい糖 ・・・・・30g
・レモン汁  ・・・・・小さじ1と1/2

【作り方】
①プリンの材料を全て小鍋に入れてよくかき混ぜる

甘酒と豆乳は1:1で。てんさい糖の量を調整してお好みの甘さにしてもOK!

②焦げ付かないようにヘラで混ぜながら中火にかけて、沸騰したら弱火で1分間煮詰める

焦げやすいので絶えずヘラで混ぜながら沸騰させます。

③カップに注ぎ、粗熱が取れたら冷蔵庫で1時間冷やし固める。

(いちごソースの作り方)
①いちごは8等分にカットして分量のてんさい糖をまぶしておく

お砂糖をまぶして置くことで、いちごの水分がじんわり出てきます。

②小鍋に①のいちごとレモン果汁を入れて中火にかける
③沸騰してきたら少し火を弱めて5分ほど加熱する

中までしっかり赤い品種の「あまおう」や「さちのか」を使用すると、ソースの色がより鮮やかに。

冷やし固めたプリンに、冷やしたいちごソースをかけたら完成!

フルーツソースは桃やブルーベリー、キウイフルーツでも美味しく作れます。

甘酒は酸味のあるフルーツと良く合います。旬のフルーツを使って色々試してみてくださいね。
フルーツソースの代わりに、はちみつや黒蜜、メープルシロップをかけても美味しく召し上がっていただけます。旬のフルーツをしっかり楽しめて栄養価も高い甘酒のプリン。小さなお子様のおやつにぜひご活用ください(^^)


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この記事を書いた人

西田 晴美

西田 晴美

山形の米農家に生まれ育ち、神戸から米粉で日本農業を応援する二児の母。長女の食物アレルギーをきっかけに、グルテンフリーやローフード、ベジタリアン料理の研究をはじめ、2014年には垣根のない食を提案する料理教室「ハニーマザーキッチン」を開設。
ハニーマザーキッチン主宰/野菜ソムリエプロ/ローフードマイスター/Neo ベジタリアン料理上級指導者

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