お米のめんで作る「野菜のフォー」の作り方 | ハニーマザー
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キッチンのヒント集

お米のめんで作る「野菜のフォー」の作り方

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スパイスを使っていつもの味にひと工夫

少し加えるだけでお料理の雰囲気をガラッと変えてくれるスパイス。
種類が豊富なのと同時に様々な効能があるのも特徴です。
日々の体調に合わせて使うことで、天然のサプリメントの様な役割を果たしてくれることも。
美味しく食べながら健康になれるなんて一石二鳥ですよね♪

冬に嬉しい八角の効能

今回はエスニック料理でよく使われる「八角」を使って、野菜のフォーを作ってみました。

身体をあたため、胃腸の働きを整えてくれると言われている八角。
漢方薬の原料としても認められていて、古くから活用されています。独特な甘い香りは、リラックス効果があり女性ホルモンのバランスを整えてくれるとも言われています。
健康面だけでも嬉しいことがたくさんありますが、野菜だけのシンプルなスープに深みを与える役割も◎

普段使う機会が少ない八角ですが、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

『野菜のフォー』の作り方

【材料】(2人前)
– スープ –
⭐︎干し椎茸………………….20g
⭐︎水………………………….400ml
→一晩かけて水戻しします。椎茸出汁の代わりにコンソメ5g +水400mlの洋風出汁でも代用可能です。
・長ねぎ(青い部分)……..50g
・生姜…………………………10g
・にんにく…………………..1片
・みりん………………………大さじ2
・八角…………………………1個
・胡椒…………………………少々(あれば白胡椒のホール5粒)
・水…………………………….400ml
・塩…………………………….小さじ1〜小さじ1と1/2

– トッピング –
・お好みの香菜(パクチー、ミント等)
・レモン、ライム、トマト等
・オリーブオイル(今回はラドレアのチリオイルを使用)

【作り方】
下準備:干し椎茸20gを水400mlで一晩水戻しします。コンソメを使用する場合はこの工程は不要です。

戻した干し椎茸はトッピングとして使うのもおすすめです。

①長ねぎは2cm幅、生姜とにんにくは薄切りにします。

②戻しておいた干し椎茸と残りの水分(もしくはコンソメを使った洋風出汁)、①、水、みりん、八角、胡椒を鍋に入れて中火で加熱し、沸騰の直前で弱火にしてそのまま20分程煮込みます。

③ザルでスープを濾し、塩で味を整えます。濾す際は具材の旨みを逃さないよう木べらでぎゅっと押して水分をよく切ります。

④お米のめんは沸騰したお湯で1分半茹で、水気をよく切って器に盛り付けます。

⑤スープをかけ、お好みのトッピングを乗せて完成です。

香菜はたっぷりと乗せ、途中でレモンを絞りながら味の変化を楽しむのもいいですね♪
さっぱりとしたスープですが、オリーブオイルを加えることでコクが生まれ、さらにチリオイルにすることでピリッとした辛さが後を引きます。

体調を崩しやすいこの季節、ぜひ八角の効能を上手に使い、美味しく楽しく体調管理をしてみてはいかがでしょうか(^^)

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この記事を書いた人

田中莉子

田中莉子

オーストラリアの大学で栄養学を学び、卒業後は野菜ソムリエの資格も活かしレシピ開発やライフスタイルコーチを経験。
ヴィーガン料理を作ることと食べることが好きで、菜食の楽しさを広めるためHarapeco Veganとしてインスタグラムでヴィーガンレシピを発信中。

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