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コラム

本物のはちみつとは?

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はちみつには様々な種類がありますが、百花蜜(ひゃっかみつ)というものをご存じでしょうか?

読んで字のままに、多種の花蜜が集まったはちみつを指し、その多くはバランスが良く、どなたでも楽しめる香りと味を持ち合わせています。

ニュージーランドといえば「マヌカハニー」ですが、実は他のはちみつも世界随一の高品質なもの。この国で採れる百花蜜は、高い品質・安全性・味わいと三拍子そろったはちみつです。

5月25日より皆様にお届けさせていただく、ニュージーランドの百花蜜「フォレストハニー」。今回はこのはちみつを少しご紹介いたします。

またニュージーランドのはちみつが、他国と比べてなぜ信頼ができ、高品質なのか?これについても後ほど詳しく触れたいと思います。

 

  

フォレストハニーはくせがなく、毎日のテーブルハニーとして最適

 

ニュージーランドの大自然をとじこめたよう

ニュージーランドは島国であり歴史の浅い国。それ故に太古から残る植物群が豊富にあり、他の国では咲かない花や植物が育ちます。

中にはマヌカのように薬木として使われているものも多くあります。過去に「カワカワ」という植物が含まれたお茶を輸入しましたが、日本ではその植物は薬事としての申請が必要と後で分かり通関で破棄した経験があります(涙)
漢方として肝臓などに良い作用があるとされている

 

それほどニュージーランドには、大地の恩恵を蓄えた植物がそこかしこに咲き乱れており、いわゆる自然療法としても人々の健康を支えています。

その大自然を集めたのがフォレストハニー。まさにニュージーランドの大地を瓶に閉じ込めたようなはちみつで、なんだか色んな力があるような気がしています。。。

 

色やテクスチャはマヌカハニーとも似ている

 

純粋はちみつと呼べる基準

みなさんは普段、はちみつの品質をどこで判断されていますでしょうか?

お野菜は「鮮度」「土壌」「農薬」など、良い野菜とそうでないものの基準について、ほとんどの方がパッと思い浮かぶのではないでしょうか?

はちみつは「産地?」「鮮度?」「ブランド?」「価格?」おそらく多くの方が、その良し悪しを判断する共通の基準をお持ちではないかと思います。

はちみつの品質を見分けるにはいくつか項目がありますが、まずは多くの方が目にする「純粋はちみつ」これは何が純粋なのでしょうか?

日本国内のはちみつに対する決まりで「純粋」と呼べる基準は
1.加糖していない
2.人工的に精製(純度を高める)していない

の2項目です。

①の加糖しているものは、スーパーなどでよく見かける、安価なもので多くは水あめで加糖しています。

②の精製はちみつは、それ自体を普段目にすることはありませんが、ジュースやその他の加工品に添加しやすいよう人工的に手を入れ、色や香りを取り除いたもの。

この2項目以外のはちみつは、基本的に「純粋はちみつ」となり、純粋と付けば「品質の良いはちみつ」と感じてしまう方は多いと思います。

しかしはちみつの品質を見分けるもう一つの重要なポイントとして、加熱or非加熱という点がありますが、日本では加熱されたはちみつも加糖・精製さえしていなければ「純粋はちみつ」に分類されてしまいます。本当にそれは純粋と呼べるものなのでしょうか?

 

加熱する本当の理由

ミツバチの巣箱から採れたはちみつに火入れをするというのは、いまいちピンときませんが、それには理由があります。

殺菌するためでは?というポジティブな考え方をする方もいるかもしれませんが、それは本当の理由ではありません。

加熱するためのはちみつは、みつばち達が集めた蜜を、巣内で十分に熟成する前に採蜜してしまいます。これにより早期収穫ができるため、生産者にとってコスト削減につながります。

しかしはちみつは糖度が命ですから、これでは水分が多く、販売用として適していません。

そこではちみつに火を入れて煮詰めることで、水分量を減らし糖度を高めていきます。これにより出荷量は著しく上がるのですが・・ はちみつは高温(70℃程度)で熱すると、酵素やミネラルなどの天然成分が壊されてしまい、せっかくの栄養素がほとんど失われてしまいます。

スーパーで山積みになっている、安価な純粋はちみつの多くはこの製法によるものです。

 

非加熱をつくりだす

では、非加熱のはちみつとはどのように作ることができるのか?それは自然に準じた手法です。

はちみつは、ミツバチが巣箱に貯蔵しています。巣に入ったばかりの蜜は、水分が多く純度が低いものですが、みつばちは何日もかけてその水分を飛ばしていきます。

その方法はとてもシンプルで、彼らは自らの羽を動かし庫内の温度を上げ、風を送り、少しずつ少しずつ水分を飛ばし、純度を高めていきます。

なんと けな気なミツバチたち・・・・
これには多くの時間が掛かりますが、時間の分だけ美味しく栄養豊富なハチミツになっていきます。

 

また、どこまで水分を減らせばよいのか?この基準について共通した基準はなくバラバラです。

1.日本産はちみつ
にはその基準はなく、養蜂家の良心に委ねられており、良くも悪くも作り手によって大きく品質が変わってしまいます。 また加熱・非加熱については表示義務はなく、判別する方法はありません。

2.輸入はちみつ
には水分量は23%以下でないと輸入できないという基準はありますが、加熱したうえで23%以下でも問題はありません。 また加熱・非加熱については表示義務はなく、判別する方法はありません。

3.私たちが扱うはちみつ
では全てのはちみつが自然の方法を用いて20%以下の水分量になった純度です。また全てのはちみつは加熱をしていない、生はちみつだけを扱っています。

 

はちみつの純度はさまざま

まとめると

・はちみつは加糖・精製しなければ「純粋はちみつ」と呼ばれている

・加熱・非加熱については表示義務がなく、判別が非常にむずかしい

・純度の目安になる、はちみつ以外の水分量の基準はバラバラ(国内採取はちみつについては基準がない)

大きくこの3項目が重要で本当に品質の高い純粋なはちみつとは

1.加糖や精製していないもの

2.加熱をしていないもの

3.自然な方法で水分含有量が20%以下程度のもの

ではないかと考えます。

もちろんハニーマザーのすべてのはちみつはこの条件をクリアしています。加えて、すべてのはちみつに農薬残留検査の取り組みを行っています。

 

毎日口にする食べ物だからこそ、安全や品質にはこだわったものを置いておきたいですよね?

単一花の名前が付くはちみつに比べて、くせがなく上品でマイルドな風味をもつフォレストハニーは、毎日のテーブルハニーとして最適なはちみつです。

 

自然の甘味でドレッシングなどの深みを引き出します

このフォレストハニーを使ったレシピなどはまた別のお話でお届けしたいと思います。

フォレストハニー。私のはちみつ人生で一番おいしいかもしれません!ぜひ皆さんにも一度お召し上がりいただきたい、おすすめの一品です。

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この記事を書いた人

西田智祐

西田智祐

株式会社ハニーマザー代表。東京のデザインホテルのバーで、バーテンダーとして修業後、独立を目指し神戸へ帰郷するも、創業者である母親の病をきっかけにハニーマザーに入社。その後ニュージーランドで語学・文化・蜂蜜について学ぶ。人と接することが好きで、お酒を交えての談笑は至福の時間(大人数は苦手)。休日は家族と過ごしたいが、ティーンの娘に疎まれることもしばしば。

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